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「なあ、ハーロック」

欲しいものがあった。

それはたった一つのもの

俺を揺り動かし、俺の命を奪いつくす。

そんな。

一生に一度、会えるか、会えないか。

そんな存在。


「なんだ、トチロー?」
聞こえなくていい。
ただ一言言わせて欲しい。

「いつかやるよ、この命をお前のために」

「え、なんて言ったんだ?」
「いいよ、気にするな。たいしたことじゃない」


そう、たいしたことじゃない。
俺がお前に会えた奇跡に比べれば。

お前のために生きるということ、お前のために死ぬということ。
それは俺が生きるということであり、死ぬということなのだ。

それはただの必然に過ぎない。






我が家のトチローは、ハーロックLOVEです。だって彼がトチローの夢の形だから。
でも、恋愛かどうかと聞かれると答えは?です。
彼の認識の中で恋愛はエメラルダスとですから。
すごく変な関係です。


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